迷惑メール放送局

【宮崎県のファミリーマートで、コンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」開始。】
　12月７日、宮崎県内のファミリーマートでコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」が開始されました。
　これは、宮崎銀行との提携に伴うもので、宮崎県内のファミリーマート77か店に設置されました。
　なお、鹿児島県内のファミリーマートでは今月中にもコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」が、提携したばかりの宮崎銀行管理で10か店に設置する予定のようです。
　10か店のうち、９か店は平成22年春頃に予定されている鹿児島銀行の提携参加するまでの間、暫定的に宮崎銀行管理で設置される予定のようです。
　(※ファミリーマート小松原２丁目店は宮崎銀行所有のビルに入居しているため、鹿児島銀行の提携参加後も宮崎銀行の管理を続ける予定。)
　鹿児島県内の設置予定店舗数は、鹿児島市で７か店(内１か店は新規出店店舗)、霧島市で２か店、曽於市で１か店(現在改装工事中の店舗＝末吉地域)である。
　鹿児島県内のファミリーマートでは、先月までの約８年間、鹿児島銀行のＡＴＭを設置していたが、本港入口店内(新規出店店舗)の新規設置をもって終了し、今月以降はコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」を宮崎銀行管理で設置される予定。
　鹿児島銀行のコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」の提携参加は、平成22年春頃の予定で検討されている。
　鹿児島銀行の提携参加が実施された場合、先行した宮崎銀行が暫定管理予定のコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」の９か店(予定)を含む鹿児島銀行ＡＴＭの未設置店からサービスを開始し、鹿児島銀行ＡＴＭの設置店の併設化又は置き換えは提携サービス開始以降に順次、実施される予定。
　併設化は今年度設置された３か店を含む60か店、置き換えは43か店を予定している。
　併設化は鹿児島銀行ＡＴＭの隣などの店内に、同行の管理予定のコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」を設置することで、利用拡大が出来るというが、選択性が広くなるという。
　併設予定店舗では、鹿児島銀行のＡＴＭでは出来ないサービスがイーネットのＡＴＭで出来たり、イーネットのＡＴＭでは出来ないサービスが鹿児島銀行ＡＴＭで出来たりすることが可能である。
　この手法は、2008年から東京都内の新生銀行の店舗外ＡＴＭにセブン銀行ＡＴＭを設置した経緯に似た傾向であるという。
　置き換えは鹿児島銀行ＡＴＭを同行の管理予定のコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」に置き換えることで利用時間拡大をするが、欠点は通帳などが利用出来なくなることなどである。
　鹿児島県内でのコンビニ共同ＡＴＭ「イーネット」の設置は当初の10か店は宮崎銀行の管理で単独設置だが、鹿児島銀行との提携時には同行との共同設置で対応することになる。

　鹿児島銀行では平成22年春頃の銀行共同ＡＴＭ「イーネット」との同時に銀行共同ＡＴＭ「ローソンＡＴＭ(ＬＡＮＳ)」、最大手のセブン銀行、流通系のイオン銀行とも提携予定で、平成22年には、ゆうちょ銀行との入金相互サービス(終日有料予定)の開始や銀行ＡＴＭ「バンクタイム」との鹿児島県内限定の共同運営も予定又は検討されている。

今回も以上といたします。

前回のコメント
　http://pacosan.synapse-blog.jp/pacosan/2009/11/297-f066.html#comment-30385185
　http://pacosan.synapse-blog.jp/pacosan/2009/12/298-3c06.html#comment-30464465

【平成22年以降、鹿児島県の金融機関でＡＴＭサービス競争激化へ】
　鹿児島銀行＝イーネット・ローソンＡＴＭ(ＬＡＮＳ)・セブン銀行・イオン銀行との提携やバンクタイムの県内限定提携、ゆうちょ銀行との相互利用サービス拡張で対抗。
　南日本銀行・鹿児島相互信用金庫・鹿児島信用金庫・鹿児島興業信用組合・奄美大島信用金庫・奄美信用組合＝出入金相互利用などの無料化及び引き下げ又は九州労働金庫の口座の出金利用などの無料化及び引き下げで対抗。
　南日本銀行＝セブン銀行・イオン銀行(カードでの振り込みは不可だが、入金は可能になる予定。)との提携で対抗。
　ＪＡバンク鹿児島＝Ａコープなどのスーパーやコンビニにカード専用のＡＴＭ設置などで対抗。

そのほかも予定はあるようで、今回も以上といたします。

こんにちは。
いよいよ本格的に「共同ATM」が動きだしそうですね？。
そして、銀行間のサービスの競争も激しくなりそうですね？。
来年の金融界のキーワードは「ATM」になるかもしれませんね...A=´、｀=)ゞ