第376回放送
JO〇〇 9時をお知らせします。ピーン。
ハーイ、今日も始まりました、迷惑メール放送。DJの9時から男です。
明日はMBC(南日本放送)の「MBCラジオ・オールスターズ&M4」によります「ラジオのうた」のCDの発売日です。
という事で、「あーくん」シリーズです(;^_^A アセアセ・・・ちなみに第20話は第370回放送です。
トトロにお住まいの冬野凛(ふゆのりん)さんからです。
こんにちは。私は二十歳のOLですヽ(^。^)ノ
この曲を聴くと18歳の高校3年の頃を想い出します。
私は家から学校までが遠く、いつも始発のバスに乗って通学していました。私のいつも乗るバス亭はあまり乗降がなく、始発ともなると私ひとりでした。
でも、高校3年になった4月の始業式の日。
いつもは独りで待っているバス亭ですが、何処かの高校の新入生らしい男の子がひとりバス亭に立っていました。
何もしゃべらないで、ただいつもバスを一緒に待っている・・・そんな日が2週間ぐらい過ぎたある日、男の子が「おはようございます。いつも早いですね(∩。∩;)ゞ」と話かけて来ました。
そして「そのカバンのキーホルダー、MBGラジオ22時から24時放送の「プレシャス音楽」のキーホルダーだね。僕もその番組聴いていますよ」と・・・。
MBGラジオの「プレシャス音楽」の番組を聴いていて、同じバスと言う事もあり、話は盛り上がり自然と友達になりました。男の子の名前は篤志君で、彼は「洋楽派」で私は「邦楽派」なんですけど、二人とも「アニメ」と「ラジオ」が好きという共通点があり、バスを待っている間、会話が途絶える事はありませんでした。
夏休みには。。。私は就職活動で毎日のように学校に行きましたが、彼はわざわざバス亭まで来てくれて、見送ってくれました(笑)。
そんな楽しい日々が続き・・・そして、就職も無事決まり、年末を迎え年を越しました。
1月の最後の金曜日・・・。
「来月で、あたし卒業だ(///o///)ゞ 。でも、ここに来れば篤志君に会えるよね」と言いました。
しばらく彼は沈黙して「ごめん、会えない。僕、あさって親父の都合で引越しする事になったんだ」と・・・。
あたしは彼に「何でそんな大事な事、早く言ってくれなかったの(涙)))」と・・・。
彼は「僕の気持ちは、今日の「プレシャス音楽」に書いたから聴いて。もしリクエストが読まれたら、またきっと逢えるよ」と・・・。
私もそれ以上聞けなく・・・バスが定刻通りに到着しました。
22時、MBGラジオからはいつものように楽しい「プレシャス音楽」の放送が・・・。
でも、私の気持ちは・・・。
23時になっても彼のリクエストは読まれず、23時からの「ジャムーズ祭」になりました。私は、やっぱり・・・と思いラジオを切ろうと思いましたが、切れなく・・・。
そして番組が終わる10分前に、DJの知美お姉さんが「ごめ~~~ん。10時台にお伝えしようと思っていたけど、忘れてました~~~。いけない・と・も・み(笑)」とおどけながら彼のメールを読み始めました。
知美お姉さんが、リクエストを読み終わり、リクエスト曲が終わる頃には。。。涙顔がぎこちないけど笑顔になれました。
そして、知美お姉さんが「願えば叶う。もうすぐ明日になりますよ。新しい1日の始まりですよ」と言い番組は終了しました。
あーくんへ・・・。『ありがとう。またどこかで逢えるよね。。。』
そして、知美お姉さんへ・・・。「わざと彼のリクエストを最後にしてくれて、ありがとう」
こんな感謝いっぱいの気持ちでいたら、ラジオが「日付を変える時」を告げました。
この時から、また新しい私の時間がスタートしました。
リクエスト。MBCラジオ・オールスターズ「ラジオのうた」
そうですねぇ~。何ていい話なんでしょう(自画自賛(笑))))。
まっ。いつもの「あーくん」シリーズなので、いつものように適当に読み流してください(;^_^A
それでは、リクエスト。MBCラジオ・オールスターズ「ラジオのうた」どうぞ・・・。
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