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2009年1月10日 (土)

第141回放送

JO〇〇 9時をお知らせします。ピーン。

ハーイ、今日も始まりました、迷惑メール放送。DJの9時から男です。

今、海の向こう側の国の「パレスチナのガザ地区」をイスラエルが侵攻しているのですよね。

その状況をブログ友の支局が伝えて来ましたのでお伝えします。

ガザに入っている唯一のノルウェー人医師から現地報告

Site_image1231238206
以下、桑原茂一Diary『私たちは次から次へと切断手術をしている』
の記事をそのまま貼り付けてます(上の写真も)。

--------------- ここから ---------------

坂本龍一さんのML/APからの転送情報です。

末尾に署名サイトを明記しています。

ご覧になった方は、この情報を多くの方へ伝えてください。

Begin forwarded message:

/////////////////《以下転送》//////////////////////

友人、知人を通して、海外の重要な記事が翻訳され
たものがメールで転送されてきています。

これはガザに入っている唯一のノルウェー人医師から
現地報告。

『私たちは次から次へと切断手術をしている』

ノルウェー政府の外交圧力、二人の医師の働きに頭が下がります。

                        
森沢典子

********転送です〜転送可〜*********

ガザ地区から医師の報告翻訳

 以下は中央ヨーロッパ時間の1月6日(火曜)午前9時半にドイツ紙『南ドイツ新聞』の電子版に掲載されたものの翻訳です。
インタヴューの正確な日時が不明ですが、
内容からしてガザの現地の5日(月曜)の夜中あたりだ
と思われます。ガザには外国人記者が入れないため、
地上戦開始下の病院からの医師の報告として貴重なものと考え翻訳しました。

この翻訳は「訳責;梶村太一郎/ベルリン」と明記された上で、どしどし転送して下さって結構です。

原文;http://www.sueddeutsche.de/politik/752/453443/text/

ここではギルベルト医師の写真も掲載されています。

以下翻訳、( )内は訳注。

ーーーーーーーーーーーー
(見出し)ガザ地区の市民犠牲者

「私たちは次から次へと切断手術を続けている」

(記事リード)イスラエルの地上進攻の開始以来市民の犠牲者の数は急増している。ノルウェー人のマッズ・ギルベルトは、現在ガザ地区に滞在している唯一の西側の(欧米の意味)ふたりの医師のひとり。ギルベルトはドラマチックな報告をした。

インタヴュー;トーマス・アウ"ェナリウス記者

(人物解説)マッズ・ギルベルト(MadsGilbert)61歳、

は麻酔医でノルウェーのトロムソ大学教授。彼は新年から同僚の同僚の外科医エリク・フォッセ(Erik Fosse)医師とともにガザ市のシーファ(Schifa)病院で手術をしている。
ふたりはNorah (原文;NorwegianMedical Solidarity
Organization Norah)の会員である。

(インタヴュー始まり)

南ドイツ新聞(以下SZ);ギルベルト博士、ガザの情況はどうですか。

マッズ・ギルベルト(以下MG);今夕の情況はドラマチック以上のものだ。
激しく爆撃されている。この48時間は大変に厳しかった。ガザ市の野菜市場への攻撃で多数の死傷者が出た。今日病院に運ばれた210人の負傷者の内だけでも35人が救急部門で死亡した。死者の内で18人が9歳以下の子供たちだ。私たちは次から次へと切断手術を続けている。廊下は切断手術を受けた患者でいっぱいだ。私はすでに手術をいくらしたか数えられない。

SZ;犠牲者のうち子供と女性はどれくらいでしょうか。

MG;今日、私はひとりの子供の手を切断手術した。この子は家族のうち11人を失っている。私たちのところに九ヶ月の赤ん坊がいるが、この子の家族は全員がイスラエルによって殺された。市民の犠牲者の数は急激に増加している。月曜日の晩には死者は540人、負傷者は2550人だった。死者の30パーセントと、負傷者の45パーセントが女性と子供だ。これまでで、子供の死者は117人、負傷者は744人だ。

SZ;救助隊の作業はどんなに危険ですか。

MG;今日は救急車二台が襲撃された。二人の救助隊員が殺されたが、彼らは狙われて攻撃されている。シーファ病院の隣のモスク(イスラム寺院)が空襲された。そのため病院の窓ガラスがすべて割れてしまった。今は外の気温は摂氏7度だから患者全員が震えている。医師や看護人ももちろん同じだ
が。これら全てが理解を絶することだ。

SZ;病院の職員の情況はどうでしょうか。

MG;ひとつだけ強調したい。この病院には現時点で、医師、看護人、ボランティアが50人いる。私たちは爆撃音を聞きながら、負傷者を満載した車を待っている。私はこれまでに、彼らパレスチナ人の医師たちと助手たちほど献身的な働きをする人間を見たことがない。

SZ;あなたはハマスの戦闘員も治療しますか。

MG;その質問は適切ではない。私たちはここで医師として誰でも治療する。わたしたちはイスラエルの兵士にもそうするだろう。しかし、私は何百人もの患者を診たが、その内でハマスの戦闘員はたったふたりだけだった。

SZ;何が最も緊急に必要でしょうか。

MG;とりあえず緊急なのは、爆撃を停止し、イスラエルが境界の通路を開き、食料と燃料をガザへ運ぶことだ。

SZ;あなた自身は安全ですか。

MG;150万人のパレスチナ人が、この世界最大の牢獄に閉じ込められている。彼らは恐れてはいない。なぜ私たちが恐れるべきだろうか。

SZ;あなたはどのようにしてガザ地区に入り込んだのですか。

MG;私たちは元旦にラファ(Rafah)経由で入って来た。ノルウェー政府がエジプトの指導部に非常に大きな外交圧力を掛けたのだ。そのおかげで入って来れた。私はなぜ他の西側の医師たちが来ないか疑問に思っている。世界はここで何が起こっているかを見ることが出来ない。私たちだけが西側の代理人だ。私たちは、援助すべき医師なのだ。それと同時に私たちは世界中のメディアに電話で情報を伝えなければならない。同僚とここへ来ていらい、私たちは時間を忘れて働いている。あの音が聴こえますか。また爆撃されて
いる。ここで話しを終わりにしなければなりません。

(インタヴュー終わり。翻訳以上)
「訳責;梶村太一郎/ベルリン」

/////////////《以上転送》//////////////  10:03

【製作協力】You Tube

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