迷惑メール放送局

JO○○　9時をお知らせします。ピーン。

ハーイ、今日も始まりました、迷惑メール放送。DJの9時から男です。

一部のリスナーに評判の「あーくん」シリーズ？の第2話です。ちなみに第1話は第67回放送です。

観光市にお住まいの安納井巡里(あんないめぐり)さんからです。

こんばんは。私は短大を卒業して4年前まで京都でバスガイドをしていました。

短大を卒業した当時は新米バスガイドとして四苦八苦していましたが、私なりに楽しく過ごしていました。

高校の修学旅行生を案内した時は、自分で言うのも何ですけど男子高校生に憧れのお姉さんとして思われたりして(照)ちょっとお姉さんぶったりしてみたり(笑)。

ちょっとお年を召された方を案内した時は、孫のように可愛がって頂いたり。

そんな楽しいバスガイドの日々を送っていました。

2年前のある秋も終わるある日、朝からちょっと体がだるく、風邪ぎみかなぁ～と思ったのですけど大丈夫だろうと思いいつものように乗務しました。

一日目の仕事が終わった夕方あたりから、微熱がでてきて、部屋でひとり気分悪くどうしようもなく過ごしていたら、私より4歳年上の会社では超～真面目な人と評判の一緒の乗務だった運転手さんが忘れ物を届けに訪ねてきました。何となくホットした私は倒れてしまいました。

私は気を失ってあまり覚えていないのですが、次の日に旅館の方から「やさしい運転手さんですね」「あなたを一晩中眠らないで看病をしていたのですよ」

「気を失った独身女性の部屋にふたりきりになるのは好ましくないので、どなたか交代で私を手伝って頂けないでしょうか」と言って当直のフロントの女性は２時間交代で手伝っていたけど本人は一睡もしなかったのですよ」

気がついた時は運転手さんはいなく、ゆっくり眠れたせいか微熱も下がりだいぶ気分も良くなりました。

お礼を言おうと運転手さんを探したら、本当は私がしないといけないバスの準備の清掃をしていました。お礼を言うと「良くなってよかったね。あまり無理をしてはいけないよ」とやさしく言ってくれました。

さすがに眠かったのか、私がお客さんを観光地に案内している時はバスの中で寝ていました。ごめんなさい。お礼を込めて自販機で温かい缶コーヒーを買っていくと「このコーヒーは美味しいのですよ」と言った後「こんな美味しいホットコーヒーを飲むと心まで温かくなるなぁ～」と照れて笑って言うので超真面目で通っている運転手さんの意外な一面がみれて、なんか嬉しい気持ちになりました。

そして、無事に一泊二日の乗務を終える事ができました。

そんな4歳年上の運転手さんは、今はちょっとメタボぎみの私の夫です。

これからも、優しい「あーくん」でいてね。

リクエスト。小泉今日子「あなたに会えてよかった」

そうですねぇ～。「あーくん」シリーズ第2話ですかぁ～(笑)。評判が良ければシリーズ化も夢ではないかもしれませんね。

それではリクエスト。小泉今日子「あなたに会えてよかった」どうぞ・・・。この「あーくん」ってモデルは誰？。